自分の幸福探しとは科学的にはどういう意味か
「自分探しの旅に出る」。
と言い、本当に旅に出かける人が時々居ますね。時に遠い海外に行ってみたり。
自分にとっての幸福とは何なのかを探す、というのは広い意味でこれも含まれるのかもしれません。
自分にとっての幸福を探すとは、自分に向いている仕事やパートナー、あるいは自分がハマりそうな趣味などを探すことと同じ意味でしょう。
多くの人はこれに悩み、なかなか自分の居場所や天職、パートナーを探すことが出来ませんね。
さて、この自分にとっての幸福を探すとは科学的に言うとどういうことなのでしょうか?
これについては、今までに書いてきた“脳の内部で幸福を感じる時に何が起きているか”を知れば分かりますね。
つまり、
”ドーパミンを分泌する脳内の部位の仕様を調べること”
科学的にはこれが幸福探しです。その脳の部位が、自分が何をした時に「ドーパミンを分泌しよう!」と決めるのか。これが人によって異なるから人それぞれ幸福が異なるのですね。よって自分の脳がどんな時にドーパミンを分泌するのかは実際にやってみないと分からないのですよ。
色んな勉強をしてみたり、仕事をしてみたり、スポーツをしてみたり。これはやってみないと分かりません。
あるいは好みの異性が人によって異なるのも、誰と一緒にいると脳が「ドーパミンを出そう」と判断するかが人それぞれ異なるからです。
ある人はAさんと居る時にドーパミンが放出され、ある人はBさんと居る時にドーパミンが放出されるのですからね。
つまり人を好きになっているのは自分の意志ではなく脳なのです。
走ると自分の意志とは関係なく勝手に心臓の脈拍が上がるのと同じ様に、人を好きになるのも自分の脳内のドーパミンを分泌させる部位が勝手にドーパミンを放出させるのですよ。
そう考えるとなんだか面白いですね。
自分の”脳の仕様書”が有れば自分に向いている仕事や学問、趣味がわかりますが、残念ながらそんな物は存在しないため自分で見つけるしかありません。
でもそれを見つけるためのヒントはありますし、究極的には全ての人が幸福感を感じる方法があるというのが、過去の偉人たちの答えのようです。
ちなみに私も彼らと同意見です。
これはとても重要なテーマなので、また後に詳しく書きますね。
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