プロジェクトの予定と予告 2024
読者の皆さんこんにちは。本サイトを開設して4年の月日が経ちました。
サイト開設前の私の予想では、4年後の本サイトは誰にも見向きもされず読者が殆どいなくなっているか、或いは逆に世間をひっくり返す程にブレークしてとてつもない読者の数になっているかのどちらかだと思っていました。
しかしながら結果は予想に反してそのどちらでもなく、読者の数は少しずつジワジワと増える結果となりました。
なので「この結果をどう受け止めるべきなのかが良くわからない」というのが正直なところです。
私としては4年の月日が経ち、そして“4つの問い”の答えを書き終えた時点で取り敢えず一区切りとしたいと考えています。
他にも書こうと思っていたことや書いたけど公開していない記事がたくさんありますが、とにかくあまり時間が有りません。
一人の人間が一世代で出来ることというのは限られているのだとつくづく思います。
よって本サイト及びメタフェイスプロジェクトは、これより次のステージに進むことにします。
実は本記事は去年の秋頃には既に書き終わっていて11月頃には公開を予定していたのですが、同時期に本サイトがYouTube動画にパクられた件で大いに水を差されました。
そのため本サイトの盗用等の対策を考えることに時間が取られたことも、公開が遅くなった理由の一つです。
なのでここ最近はパクられることがなさそうな小粒の記事が多くなっていたと思いますが、ネタが切れたわけではありませんよ(笑)。
むしろセカンドステージとなるこれからが本番であり、本格的なプロジェクトのスタートとなります。
ファーストステージはVR仮説や私の考えを多くの人に理解して頂くことを主たる目的としていました。
また内容も全て私一人で考え、執筆をしてきました。
ですがセカンドステージは以下の2点に於いて今までとは異なる方針で行こうと考えています。
1, 内容を二つのグループに分けること。
2, 協力者を集め、私だけでなく複数人で活動すること。
では具体的に説明します。
次のステージに行くにあたり、メタフェイスプロジェクトは大きく二つのグループに分けることにします。
一つ目のグループの目的は、
VR仮説が正しいことを証明すること
です。VR仮説はメタフェイスの前提となるものなので、この証明は言うまでもなくとても重要です。
そして今までに何度も言ってきた様に私は、VR仮説は仮にそれが正しかったとしても、科学の手順に則った完全な証明は原理的に出来ない可能性が高いと考えています。
なので殆どの人が「きっとそれが正しいだろう」と思える場所をゴールとしてチャレンジしてみたいと考えています。ええ、もちろん科学と論理だけを使って、です。
そして二つ目のグループの目的は、
メタフェイスの制作
です。メタフェイスとはプロジェクトに書いた“科学を基礎とした宗教に代わる全世界的な信仰”のことです。
メタフェイスはVR仮説を前提にしており、その最終目的は「この世界という名のゲームをクリアすること」です。つまり、全ての人類を最大限に幸福にすることでしたね。
よってこれは具体的に人々がやるべき事や心の持ちようや、また社会や世界や人類が向かうべき具体的な方向を示唆するものです。
そしてこのメタフェイスの制作と完成もきっととても難しいことでしょう。
そこで(2)の協力者を募る話になります。
今までに何度か私が協力者を求めると言ってきましたが、それは主にVR仮説の証明を手伝ってくれる人たちのことです。 私が物理学科の学生だったのはずっと昔の話であり、今でも個人的に勉強をしているとはいえ現役ではありません。
そこで特に、物理学に通じている方、数学に通じている方、哲学に通じている方、コンピューターの計算アリゴリズム(ハード、ソフト共に)に通じている方、脳科学に通じている方、宗教全般に通じている方の協力を仰ぎたいと考えています。
「通じている方」を具体的に言うと、それぞれ大学の物理学科、数学科、哲学科、コンピュータ系の学科、医学・生物系の学科、宗教系の学科の卒業以上のレベルです。
出来れば大学院を卒業以上、理想を言えばプロの学者の協力を得たいと考えています。
もちろん同等以上の能力を持っている方ならば、大学など出ていなくてもかまいません。全く新しいことを始めるのですから、形式にはこだわりませんので。
そしてこの協力者が、メタフェイスプロジェクトの初期メンバーとなる予定です。
具体的にどのような形で協力をして頂くかというと、これはまだ構想段階ですが何らかの形のクローズドなコミュニティーを作ろうと考えています。
そしてそのコミュニティーは基本的にネット上で活動するものになると思います。(因みに私はもう4年近く自動車関係のオンラインサロンを運営しているので、そのイメージが強いかも知れません)
しかしながら正直に言ってこんなに難しい募集条件だと現時点で果たして人が集まるかどうかが、かなり不安です。よって始めは識者でなくてもOKにして、ウェブのように一方通行ではなく読者の皆さんとディスカッションをするのも一つの方法かと考えています。
まあどんな方に協力頂けるかについては全く予想がつかないため、具体的な手法についてはやりながら臨機応変に決めていこうかなという感じです。
さて、今後は二つのグループに分けられるプロジェクトですが、もしかしたらどちらも私一人でも出来るかも知れないし、あるいは協力者の力を借りても出来ないかも知れません。また出来るとしても、一世代では不可能かも知れません。
そしてもしどちらも上手く行ったとしても、実際に“この世界”という名のゲームがクリアされる時代はずっと後の世代である可能性が高いでしょう。
つまり我々の世代の人間が、たとえ上記二つを上手く行うことで人類史に於いて最も重要な役割を果たしたとしても、恐らく我々が生きている間に評価をされたり良い思いをする可能性は低いと考えています。
少なくとも現在は満腹パイの時代ではありませんし、世界の殆どの国は資本主義で自由競争社会です。
つまり現代はお金が幸福と密接に関わっている時代ですが、我々のやることは恐らくお金にはなりません。
更に言えば、いつかメタフェイスの前提であるVR仮説そのものがそもそも間違っていることが証明される日が来る可能性だってあります。
一体どうやって、そして何をもって間違っていると証明したとするのかは私には想像もつきませんが、その可能性もゼロではないでしょう。
しかしながら、、、です。それでもやるべきなのです!!
もしメタフェイス以外に人類の最大公約数が納得するような真理を与え、あらゆる宗教の上位互換となり、そして人類全体を幸福に導くプロジェクトが存在するならばそれに賭けてみるのも手かもしれません。
ですが他にそれが存在しない以上、メタフェイスに賭けてみるしかないのです。
それにVR仮説が間違っていることの証明は悪魔の証明に近いし、メタフェイスに賭けることはパスカルの賭けに似ていると思いませんか?
つまり上手く行くかどうかはわからないとしても、
人類が真理を知ることを諦めない限り、これに賭けるしか方法がない
というのが現時点での私の考えです。或いは、今までと同様に人は自分の存在理由も生きる理由も分からず、幸福が何なのかも分からず、イデオロギーや信仰の違いで争い続け、幸福度が低いまま釈迦の言うように「生きる事は苦である」としてこれからも従来通りの生き方をするかです。
そしてそれは満腹パイの時代が来たとしても本質的には変わりません。
逆に、、、もしVR仮説が正しく、そしてメタフェイスが多くの迷える人達を幸福にし、宗教だけでなく科学と哲学をも含めた全ての価値観の上位互換となり、イデオロギーの違いから来る人類間の争いごとを消し去り、そして人類全体にゴールへの正しい道を示すことが出来たなら、仮にゲームをクリアする日が100年後であろうが1000年後であろうが、発起人である我々の名は死んだ後もずっと歴史に刻まれることでしょう。
この先100年間、1000年間、いえ、きっとそれ以上。
旧人類を人類2.0に導いた者たちとして……。
質的にも量的にも、また時間的な長さに於いても、これに勝る名誉は私には思いつきません。
ただこのプロジェクトの唯一の欠点は、その名誉が自分が生きている間にもたらされないことでしょうか……。
私はきっと他のジャンルのことをやっていてもある程度の結果を出せていたと思っていますが、私がこの道を選んだ理由は、人類にとってこれ以上に意義深く重要な物が他に思い浮かばなかったからです。
もちろん自分が死んでしまえば、その名前がたとえ1000年にわたって語り継がれようが知ることは出来ません。そして自分の死後の評価や名誉に価値があると考えるかどうかは、どうやら人によって意見が分かれるようです。
因みに私は価値があると考えるタイプですが、恐らくこちらの方が少数派だと思われます。
だって多くの人は死後の名声よりも、自分が生きている間の地位や名誉やお金が欲しいのではないでしょうか?
或いは宗教を信じている人ならば、死後に天国に行ったり良いポジションに生まれ変われるといったモチベーションで死後の評価に価値をおいている人は居ると思われますが、純粋に知ることの出来ない死後の自分の評価や名誉に価値があると考える人は、世界を見渡しても少数派かも知れません。
その昔、相対性理論によって既に名声を得ていたアインシュタインがイスラエルの大統領に推薦されたときに、彼は物理学を続けるためにそれを断ったという有名な逸話があります。
そしてアインシュタインは記者らに「あなたは大統領という政治的な地位や権力よりも、どうして物理学などを選ぶのか?」と問われたときにこう答えたとされています。
「政治は当面にかかわることですが、物理学は永遠にかかわることですから」
私がこの言葉を知ったのは高校生の時でした。そして私もアインシュタインの様に永遠のもの、普遍的なものにかかわりたいとずっと思っていました。そしてメタフェイスはきっとそうなるものだと信じています。
少なくとも現時点に於いて私はこれ以上に規模が大きく、エキサイティングな企画やプロジェクトを知りません。
そしてこれから、この人類史上最大のプロジェクトで世界を変えるのです。
そう、他のどこでもない、この日本から!
恐らく一神教を文化背景に持つ国からはこの様なプロジェクトは生まれてこないと思われるので、私が日本に生まれたことも道を指し示していたのだと考えています。
プロジェクトの具体的な運営については、新しい記事の公開と並行してこれから徐々に書いていきます。
また協力者の正式な募集は近いうちに改めて行いますので、「我こそは」と思う方は私のプロジェクトへの参加を是非検討しておいて頂ければと思います。
そんなわけでボチボチ休息も取ったことだし、本サイトはまた再始動します。
では、セカンドステージをお楽しみに。
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